工場内設備用の、空調ルームを作成しましたので、紹介いたします。
サイズは、6.1m×3.1m×高さ2.5m 程度の空間となります。
出入り口用扉4か所・空調ルームの為ポリカーボネート板張りの仕様となっています。
調査・打ち合わせ
工場内既設ラインに、新規設備を設置するにあたって、冷却用の空調ルーム製作のお話をいただき、ご要望条件をヒヤリングしていきます。
現地調査も行い、障害物確認や、仕様の確認作業もおこないました。
設置にあたり、搬入経路や、仮置き場所なども確認していきます。
設 計
ヒヤリング・現地調査を基に、図面の方作成していきました。
干渉確認・組み立て確認・加工指示・施工説明など考慮して、断面図と合わせて、3Dモデル化しました。
今回50角パイプを仕様しており、接合金具部は、穴加工が必要となり、角パイプ各面に加工する場合などは、設計時・加工時に間違いやすいので、手間はかかりますが、3Dモデル化した方がトータルでスムーズに進みます。
施工を考慮して、工場で出来るだけユニット化します。長手方向6.1m部を、三分割することにしました。
加 工
角パイプ切断後、穴加工を行い、部品取り付け後、各ユニットに組み立てていきます。養生・組み立て識別用のラベルを張り付けていきます。
組み立て 組み立て・養生
施 工
製品の搬入を行い、設置していきます。
設置場所に、各ユニットを運び込み連結していきます。工場組みしているので、作業はスムーズに運びました。
ブレーム組み立て後、ポリカーポネート板を張っていきます。その後、扉を取り付けました。
配電盤部分パネルは、取り外せるようにしています。床面や、設備との隙間部分は、見切り材を張り付けて隙間を埋めていきました。
搬 入 設置工事 設置工事
完 成
シルバーアルミフレームと、透明ポリカーボネート板・無機質な工場内風景と、新設設備機械の赤色のコントラストが、なんかいい感じだなとかんじました。
モノクロ風写真にしてみました。